京都国際会館にて、日本糖尿病教育・看護学会(JADEN)とCDEJ認定機構の共同企画<CDEJシンポジウム>を開催しました。
テーマ
『1型糖尿病の療養支援における新しいカタチ―最新の知見を踏まえて』
☆今回の共同企画は昨年の岡山での学術集会に続き、2回目の開催でした。
座長(敬称略)
・宇都宮 一典(本機構理事長、慈生会野村病院・医師)
・永渕 美樹(本機構理事、佐賀大学・看護師/CDEJ)
演者(敬称略)と演題
・前田 泰孝(南昌江内科クリニック・医師)
「ライフキャリアから診る1型糖尿病」
・小出 景子(永寿総合病院・薬剤師/CDEJ)
「CGM、インスリンポンプとデータマネージメント」
・上野 美保(澤木内科・糖尿病クリニック・看護師/CDEJ)
「孤立させない支援~つなぐ~」
・角出 孝子(舞鶴赤十字病院・看護師/CDEJ)
「高齢1型糖尿病患者のインスリン療法を継続するための課題~認知機能低下を考慮した支援~」
・土田 由紀子(東京女子医科大学糖尿病センター・看護師/CDEJ)
「高齢1型糖尿尿病をどう支援するか」
☆伊波 早苗学会長(淡海医療センター)は、テーマである『糖尿病看護のカタチ~伝承と創出~』を3つのテーマ(「看護の役割をカタチにする」「知と技をカタチにする」「時代の変化とともに作り上げる新しいカタチ」)に分け、各講演、レクチャー、セミナー等々に投げかけました。
JADENとCDEJ認定機構の共同企画シンポジウムでも、伊波会長から与えられた論題をCDEJの立場で思考すべく、テーマを「1型糖尿病の療養支援における新しいカタチ―最新の知見を踏まえて」としました。
演者個々の実務体験を通し、多くの問いかけを参加者に発信していました。
今回、演者の中には、自らが1型糖尿病をもつ患者もおり、参加者は熱心に耳を傾けていました。