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日本糖尿病療養指導士認定機構 理事長 宇都宮一典 東京慈恵会医科大学総合健診・予防医学センター長

 2020年2月、日本糖尿病療養指導士認定機構は、設立20周年を迎えました。この間、脈々と本機構の理念は継承され、着実に発展してまいりました。この大きな節目にあたり、本機構の歴史と伝統を尊重し、その社会的使命を全うするため、意欲あるCDEJと共に一層精進する所存でおります。
 さて、2000年に設立された本機構は、その翌年より日本糖尿病療養指導士(CDEJ)の認定を開始し、現在の認定者数は全国で約2万人となっています。認定開始以降、CDEJの活躍には目を見張るものがあり、今やその存在なしでは、高度・良質な糖尿病診療の提供は不可能と言っても過言ではありません。また、活動の場はクリニック内に留まらず、地域医療、健康啓発など多岐に及んでおり、我が国における糖尿病医療のあらゆる領域で、リーダーシップを発揮しています。
 その半面で、新たな課題にも直面しています。糖尿病を取り巻く医療環境は、設立当時とは大きく様変わりしました。我が国の医療は、地域包括的なチーム医療の構築へと軸足を変えつつあります。糖尿病はその代表的な対象疾患にあげられますが、患者の高齢化および生活習慣や病態の多様化に伴い、療養指導には患者の属性を踏まえた個別化が求められています。薬物療法の進歩は多くの選択肢をもたらしましましたが、糖尿病の予防と管理の基本に生活習慣の適正化があることに変わりはありません。真の個別化を実践するためには、質の高い医療技術はもとより、個々の患者のニーズを把握する確かな見識とそれに基づく多職種の有機的な連携が必要です。この中で、CDEJが果たすべき役割は一層大きくなる一方、その資質は常に問われることになるでしょう。
 本機構はこれからも多彩な社会の要請に応えるべく、各職種のCDEJがキャリアを積むプロセスを支援し、その達成度を正しく評価し、次代を担うCDEJを世に送り出す覚悟でおります。
残念ながら、突如発生した世界規模のコロナ禍に巻き込まれ、記念すべき年の幕開けは、混乱と自粛で始まることになりました。多くのCDEJがこの困難な局面に、与えられた職責に対して全力を投じていることでしょう。その姿に、心からの敬意を表します。
 21年目を迎えたCDEJ認定機構は、時代の変化を踏まえ、親学会である「日本糖尿病学会」「日本糖尿病教育・看護学会」「日本病態栄養学会」とともに、そのブランドに相応しい技能を備えたCDEJ の育成を目指して、これからも専心努力してまいります。