東京国際フォーラムにて、日本糖尿病学会(JDS)とCDEJ認定機構の共同企画<CDEJシンポジウム>を開催しました。
テーマ
『高齢者糖尿病の療養を巡る課題と展望―拡大するニーズにどう対応するか』
☆シンポジウムは開催3日目の19日、早朝のスタートにもかかわらず、多くの熱心な方々にお集まりいただき、600席の会場はあっという間に満席となりました。
座長(敬称略)
・宇都宮 一典(本機構理事長、慈生会野村病院・医師)
・高橋 徳江 (順天堂大学医学部附属浦安病院・管理栄養士/CDEJ)
演者(敬称略)と演題
・林 道夫(NTT関東東病院・医師)
「高齢者糖尿病の特徴と診療上の課題」
・服部 桜(慶應義塾大学病院・臨床検査技師/CDEJ)
「高齢者糖尿病のCGM/SMBG療養指導―指導の問題点とその対応について―」
・山本 恭子(虎の門病院・管理栄養士/CDEJ)
「食事療法の課題と展望」~個別化に対応し、フレイル・サルコペニアを予防する~
・本田 一春(公立昭和病院・薬剤師/CDEJ)
「糖尿病診療ニーズをall 薬剤師で対応するために」
・田村 由馬(獨協医科大学日光医療センター・理学療法士/CDEJ)
「リハビリテーションの意義と課題」
・渡邊 真結(横須賀共済病院・看護師/CDEJ)
「地域・在宅をむすぶ患者支援~高齢糖尿病患者を取り巻くケアの広がりに対応する連携~」
林 道夫医師の報告:
「参加者の皆さんは各先生方のご講演について深くうなずかれたり、メモをとったり、隣の方と話し合われたり、講演内容をわがこととして熱心に聴講されている様子がうかがえました。総合討論では会場から多くの質問があり、活発な討論がなされました。
超高齢社会である日本において、高齢者糖尿病の療養をめぐるさまざまな課題に向き合い、一つひとつ解決してゆくことは、CDEJの大事な使命だと思います。本シンポジウムに参加された多くの方々に新たな気づきやヒントを見つけていただき、この大事な使命にむかって、職場で、地域で、がんばっていただきたいと思っています」