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2024年10月16日

「第12回日本くすりと糖尿病学会学術集会」2024年10月5日~6日開催

仙台国際センターにて、日本くすりと糖尿病学会(JPDS)とCDEJ認定機構の共同企画<CDEJシンポジウム>を開催しました。

テーマ

『これからの地域医療におけるCDEJの役割と展望~CDEJがつなぐ新しい患者支援~』

☆同学会での共同企画開催は初めて実現しました。

座長(敬称略)

・宇都宮 一典(本機構理事長、慈生会野村病院・医師)

・朝倉 俊成(本機構委員、JPDS理事長、新潟薬科大学・薬剤師/CDEJ)

演者(敬称略)と演題

・宇都宮 一典(本機構理事長、慈生会野村病院・医師)
「多様化する糖尿病医療とCDEJの役割」

・板垣 有紀(山形済生病院、薬剤師/CDEJ)
「トレーシングレポート等を活用した薬薬連携と糖尿病支援」

・明石 麻衣(追分佐野薬局、薬剤師/CDEJ)
「地域連携薬局におけるCDEJ提案型の医療連携と患者支援から見えてきた高齢化地域の課題」

・星野 ゆかり(やまと内科クリニック)
「感染症専門家と連携した糖尿病がある方の注射療法に関する取り組み~在宅を含む臨床現場における針刺し・切創ゼロを目指して~」

☆座長兼演者でもある宇都宮 一典本機構理事長は「CDEJの働く場が多様化している。薬局まで行けない患者の在宅での薬剤管理、訪問薬剤師がCDEJだと話が早い。薬剤師は医師に近い専門教育を受けている。服薬の提案を通して積極的に活動してほしい」旨話されていた。『在宅では更新できないからやめる』という声も聞く。患者のそばに行くほど、医師からは離れるが、<この人はできる>という保証があれば医師も信頼して任せられる。その保証がCDEJである」

同じく座長でもある朝倉 俊成・JPDS理事長は、「自分も教育に軸足を置きつつ更新はしている。簡単に更新を諦めず、できることを地域のためにしてほしい」と述べ「調剤薬局の役割は極めて大きい、活躍により医療も変わる。どのように患者のために寄り添っていけるか」と問い掛け、宇都宮理事長は「CDEJと連携を密にして、一緒に足並みを揃えて展開する」と答えていた。