コース一覧
※講師所属は、コース制作時点のものです。
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コーチング 患者のやる気を支援する対話法
松本 一成 (京町病院 内科)2024年12月公開内容受講対象:医療コーチングに興味があり、勉強したいと思っている方(職種問わず) ▼糖尿病の療養指導を行うにあたり、知識だけではなく対応する力が必要です。この力がCDEJの「腕の見せどころ」ではないでしょうか? ▼コーチングは「対話によって主体的な行動を支援し、それを達成するための力を引き出すプロセス」です。このセッションでは、行動変容に至る対話の手法を実践的に解説していただいており、「やる気を出させる言葉の力」について学ぶことができます。 ▼療養指導だけでなく、スタッフ教育にも役立つ内容です。 -
糖尿病合併妊娠
荒田 尚子 (国立成育医療研究センター 周産期・母性診療センター 母性内科診療部長)2023年06月公開内容受講対象:糖尿病療養指導士になりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼妊娠時の高血糖は胎児の先天奇形の原因となります。挙児希望の糖尿病患者さん、妊娠中の明らかな糖尿病を指摘された妊婦さんは大きな不安を覚えるかもしれません。 ▼本セッションでは、食事や運動、どのように血糖マネジメントをしていけばよいかなど、糖尿病合併妊娠について分かりやすくご解説いただいています。 ▼CDEJとして、あらためて正しい知識を習得し、患者に寄り添った療養指導ができるよう、ぜひご受講ください。 -
糖尿病治療の現状と問題点(体の仕組みから考える)
植木 浩二郎 (国立国際医療研究センター研究所 糖尿病研究センター)2023年06月公開内容受講対象:糖尿病療養指導士になりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼日本糖尿病学会理事長の植木浩二郎先生から、なぜ糖尿病になってしまうのかを体の仕組みから考え、分かりやすく解説していただきました。 ▼2022年には2型糖尿病治療のアルゴリズムが発表されましたが、そのコンセプトやポイント、現行の治療薬の問題点についても触れられています。 ▼CDEJの皆さんにも糖尿病治療の現状と問題点をご理解いただき、必要なサポートはどんなことかを一緒に考える機会としていただければと思います。 -
糖尿病運動療法のアート(その2)
天川 淑宏 (CDEJ、東京医科大学八王子医療センター 糖尿病・内分泌・代謝内科)2023年05月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼「心が動いて、体が動きたくなる」、そんな状態に患者さんがなってもらうための”ヒント”を学べるセッション”Part2”です。 ▼今回のセッションでは、ストレッチング運動の意義、指導のポイントについてご紹介します。 ▼「ストレッチングって、運動療法になるの??」と思われるかもしれませんが、侮ってはいけません。強度の強い運動は難しいけれどストレッチングなら…と思う患者さんも多いのではないでしょうか。 ▼ストレッチングの指導時のポイントを含めて具体的な方法を、イラストで分かりやすく解説していただいております。視聴しながら実際に体を動かしてみてはいかがでしょうか。Let’s try it!! -
糖尿病とがん
大橋 健 (国立がん研究センター中央病院 総合内科(糖尿病腫瘍科)科長)2023年04月公開内容受講対象:糖尿病療養指導士になりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼2人に1人はがんになる時代です。また、糖尿病がある人の死因の第1位はがんです。 ▼この2つの疾患が同時にある状態になったとき、患者自身の希望も踏まえて治療に向き合うことになります。CDEJの皆さんの支えは、患者にとってとても大切です。 ▼CDEJであるすべての方に知っておいていただきたい内容です。 -
糖尿病性腎症の食事療法
市川 和子 (岡山県栄養士会医療事業部)2022年07月公開内容糖尿病治療の目的は合併症の予防と進展防止にあり、療養指導はそれを支えるものでなくてはなりません。 ▼合併症のうち糖尿病性腎症は、わが国の透析導入の主たる原因疾患であることは特記すべき点です。糖尿病性腎症を合併させないこと、そして、合併した場合はその進行を遅らせ透析導入を防止することが、療養指導における重要課題です。 ▼糖尿病性腎症の療養において食事療法は欠かせませんが、療養指導では患者個々の状況に応じた対応が必須であり、塩やたんぱく質の調整、状況によりカリウムの制限も必要です。たんぱく質制限の過程では摂取エネルギー不足が生じやすい状況となり、その対処も必要となります。 ▼「糖尿病の食事療法」から「糖尿病性腎症の食事療法」へのシフトに戸惑う患者も多く、具体的な療養指導が期待されています。本講義では、糖尿病性腎症の食事療法について、理論から実践まで具体的に解説しています。 -
糖尿病と神経精神疾患
佐倉 宏 (東京女子医科大学附属足立医療センター 副院長/内科部長/教授)2022年04月公開内容受講対象:一歩踏み込んだ知識を習得し、療養指導のレベルUPを目指す方(職種問わず) ▼糖尿病に関連する疾患として、近年、認知症、うつ病、不安障害、摂食障害、統合失調症などの神経精神疾患が注目されています。病因や治療法はそれぞれ異なりますが、併発すると糖尿病の療養支援が容易でなくなる点については、共通しています。 ▼このセッションでは、「統合失調症に合併する肥満・糖尿病の予防ガイド(2020年刊行)に3学会合同の作成委員会メンバーとして参画された佐倉先生から、糖尿病と様々な神経精神疾患との関係や特徴について、網羅的に解説していただきました。 ▼精神疾患を併存する糖尿病患者の療養支援について、注意すべき点は何か、またどのような困難があるか、ぜひ考えてみてください。 -
日常診療で行う糖尿病性神経障害の診断と治療
成瀬 桂子 (愛知学院大学歯学部 内科学講座 主任教授)2022年03月公開内容受講対象:糖尿病療養指導士の初心者からベテランの方まで(職種問わず) ▼「糖尿病性神経障害」が糖尿病三大合併症の1つであることを、CDEJの皆さんはよくご存じのことと思います。しかし、患者さんはどうでしょうか? 痛みの症状がなければ気にもかけず、自分に神経障害があるかどうかも知らない方が多いことも事実です。 ▼このセッションでは、療養指導に必要な糖尿病性神経障害の知識を、病態・診断・治療とケアの点から解説していただきました。知識のブラッシュアップ、さらなるスキルアップに役立つ内容となっています。ぜひご視聴ください。 -
糖尿病網膜症(眼科医の立場から)
北野 滋彦 (東京女子医科大学糖尿病センター 教授)2022年02月公開内容受講対象:療養指導のレベルUP、一歩踏み込んだ知識習得を目指す方(職種問わず) ▼CDEJの皆様は、眼科で実際にはどのような診察・治療がなされているか、ご存じですか。また、患者さんにはどのように説明していますか。 ▼糖尿病三大合併症といわれる「し・め・じ」の「め」というと糖尿病網膜症をイメージされる方が多いのではないでしょうか。視力低下の原因となる糖尿病眼合併症は、糖尿病網膜症だけではありません。 ▼本セッションでは、糖尿病の眼に対する様々な影響や糖尿病網膜症の診断~治療について詳細に学ぶことができます。療養指導のさらなる高みを目指す方に、ぜひ受講いただきたい内容です。 -
糖尿病足病変の爪や皮膚のケア(基礎編 / 実践編)
鈴木 由加 (千葉県循環器病センター 看護部)2021年09月公開内容糖尿病足病変の予防には、血糖コントロールに加え、日常的な足の健康管理「フットケア」が欠かせません。「足の観察と清潔を保つ」という基本的なフットケアの日々の実践が必要です。 ▼足は他の皮膚とは異なる独特の構造をしており、人が立ったり歩いたり走ったりするとき、重要な役割を果たしています。運動療法の継続のためにも、フットケアが重要と言われるのはそのためです。しかし、糖尿病患者は神経障害と血流障害により、その構造が保たれず足病変を起こしやすい状況にあります。 ▼今回、皮膚ケアのスペシャリストである鈴木先生から糖尿病足病変とそのケアについて解説していただきました。 【基礎編】 皮膚の構造と機能、足の皮膚と爪の特徴から、詳しくお話しいただきました。まずCDEJが理解し、患者に情報提供することによって、患者のセルフケア能力の向上が期待できます。 【実践編】 より具体的なケアの実際として、糖尿病足病変予防・重症化予防、静脈性下肢潰瘍とケアの他、症例について解説いただきました。 ▼明日の療養指導につながるエッセンスがたくさん詰まったコースです。看護師だけでなく、理学療法士や管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師の方々にも聴講していただきたいコースです。 -
糖尿病治療における運動療法の意義と療養指導の在り方
細井 雅之 (地方独立行政法人大阪市民病院機構 大阪市立総合医療センター 糖尿病内分泌センター長・糖尿病内科部長)2020年11月公開内容実臨床の運動療法の課題を踏まえ、医師の立場から「糖尿病診療ガイドライン2019」における運動療法について解説していただきました。 ▼運動の意義とサイエンスを療養指導で活用できるように解説されており、まさに ”運動療法の electronic バイブル” と言える内容です。ぜひご視聴ください。 -
糖尿病の食事療法
本田 佳子 (CDEJ、女子栄養大学)2020年08月公開内容受講対象:CDEJのなりたての方からベテランの方まで ▼このコースでは、2019年に改訂された「糖尿病診療ガイドライン2019」における栄養食事療法のポイントについて講義されています。 ▼特に、従来の標準体重から新たに「目標体重」という概念が取り入れられましたが、この点も含め、摂取エネルギー量の適正化、フレイルについて丁寧に解説いただいています。 ▼栄養指導の目標設定として「食事療法の効果指標」や「栄養管理到達目標」を示された上で、ケーススタディでは、どのように栄養アセスメントをし、計画し、介入するか、療養指導の実際についてお話しいただきました。ぜひご視聴ください。 ※ 本コースでとりあげるケーススタディは、本機構主催「認定更新者用講習会」ケース2の症例データを用いて、食事療法に特化して解説しています。 -
食品交換表に基づいたカーボカウント法
高橋 徳江 (CDEJ、順天堂大学医学部附属浦安病院 栄養科)2020年05月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼「カーボカウントに興味はあるけど、糖質量の計算や使い方が難しいのでは?」と不安を感じていませんか? このセッションで一緒に学習しましょう。 ▼「食品交換表」に基づいたカーボカウントの基礎から指導のポイントまで、分かりやすく解説していただきました。 ▼管理栄養士の立場から、他職種の方にも理解しやすく実際の患者への説明・指導に使える表現もまじえてお話しいただき、日々の指導にすぐいかせる内容となっています。 ▼カーボカウントについて学んでみたい、もう一度学びなおしたい、とお考えの皆さんに、ぜひ受講いただきたいセッションです。 -
SMBG・CGMの活用法
西村 理明 (東京慈恵会医科大学 内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科)2020年04月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼2018年12月1日からリアルタイムCGMが保険適用になり、日本糖尿病学会では「リアルタイムCGM適正使用指針」を作成しました。 ▼Jスキルコースでは、日本糖尿病学会の「リアルタイムCGM適正使用のためのeラーニング」で講師を務められた西村先生から、SMBGやCGMを用いて測定した血糖値をどのように読み解くかについて、CDEJ向けにわかりやすくご解説いただきます。 ▼血糖測定ができる医療機器は進化を続けています。しかし、いくら便利になったとしても、それをどのように活用すればよいかを理解していなければ役にも立ちません。 ▼このセッションでは、実際のCGMデータなどをお示しいただきながら、データを読み解くポイントを学べるセッションとなっています。 ▼新しい機器の紹介もありますので、ぜひご視聴ください。 -
J-DOIT3から学ぶ2型糖尿病の治療戦略
門脇 孝 (東京大学大学院医学系研究科 糖尿病・生活習慣病予防講座 特任教授/ 帝京大学医学部附属溝口病院 病態栄養学講座 常勤客員教授)2020年02月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼J-DOIT3は、複数の危険因子の安全な正常化が日本人2型糖尿病患者の健康寿命・QOLをどれだけ改善するかをみた大規模臨床試験です。血糖や血圧・脂質に加えて、生活習慣へのより強力な介入(食事・運動・禁煙・教育など)の、合併症抑止効果について調査しています。 ▼今回は、J-DOIT3の研究リーダーを務められた門脇孝先生から、J-DOIT3の意義と結果について解説いただきました。 ▼J-DOIT3を理解し、その結果を今後の日本人の糖尿病療養支援にどう活かすかを考えることが、説得力のある支援に繫がると思います。 ▼本機構設立20周年の節目の企画として、また、日本人糖尿病の療養指導の礎となる知識の習得のため、すべてのCDEJの方に受講していただきたいコ―スです。 -
経口血糖降下薬治療
田尻 祐司 (久留米大学 内分泌代謝内科)2020年02月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼現在上市されている糖尿病の経口薬の種類は、大きく分けて7種類あります。 ▼実際に発売されている薬剤は1種類につき1剤というわけではなく、何剤か上市されている現状です。それぞれの薬剤ごとに異なる特徴、服薬回数、使用上の注意、用量調節の必要があります。 ▼田尻先生からは、経口薬の作用機序から注意点、副作用をご解説いただきました。 ▼薬剤に関する最新のエビデンスの解説もありますので、ぜひご視聴ください。 -
糖尿病注射薬の療養指導 -自己注射指導のプラクティス1-(基礎編)
朝倉 俊成 (CDEJ、新潟薬科大学薬学部 教授)2020年02月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼有効性、安全性、経済性を踏まえてインスリン注射を選択した上で、適正な注射手技を身に着けることが、適正なインスリン治療を行う上で重要になります。 ▼このセッションでは、インスリン注射を実践する上で、インスリン注射の組み立てから後片付けまで、一連の注射手技について図表などを用いながらとても分かりやすく解説されています。 ▼インスリン注射の指導に必要な基本的な知識から、患者さんに上手に説明するためのワンポイントアドバイスまで、具体的にわかりやすく解説されていますので、実際の臨床現場で重宝する内容になっています。 ▼書籍にはない、かゆいところに手が届く内容が盛りだくさんです。ぜひご視聴ください。 -
2型糖尿病と服薬アドヒアランス
堀井 剛史 (CDEJ、北里大学薬学部 薬学治療学I)2020年01月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼2型糖尿病の治療は食事・運動・薬物療法から成り立ちますが、目標の血糖値を達成するためのカギは、いかにして治療のアドヒアランスを高く保つことができるかにかかっています。 ▼このセッションでは、特に糖尿病薬物療法のアドヒアランスに注目し、2型糖尿病の服薬アドヒアランスの現状、服薬アドヒアランスに影響を与えるものはどのようなものがあるか、さらに服薬アドヒアランスを向上させるために我々は何をすべきかについて、わかりやすく解説しています。 ▼服薬アドヒアランスを向上させるための取り組みについて、具体的にわかりやすく解説されていますので、実際の臨床現場でも活用していただけます。 ▼服薬アドヒアランスについて考える第一歩として、最適なセッションです。ぜひご視聴ください。 -
糖尿病運動療法のアート(その1)
天川 淑宏 (CDEJ、東京医科大学八王子医療センター 糖尿病・内分泌・代謝内科)2020年01月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼「心が動いて、体が動きたくなる」、そんな状態に患者さんがなってもらうための”ヒント”を学べるセッションです。 ▼糖尿病患者さんは糖尿病治療において運動することが非常に大切であることを知っています。しかし、「膝が痛い、時間がない、運動は苦手で…」と言い、なかなか実践や継続が難しい患者さんも多いことは、CDEJの皆さんも経験されていることでしょう。 ▼このセッションでは、具体的な運動療法をご提示いただき、明日からの療養指導から使える内容ばかりです(有酸素運動、ストレッチング運動、レジスタンス運動)。 ▼天川先生による糖尿病運動療法のコースは、いろいろなテーマで順次制作し、公開予定です。このセッションはその1本目です。 ▼写真やイラストも多いので、視聴しながら実際に体を動かしてみてはいかがでしょうか。Let’s try it!! -
糖尿病腎症の診断と治療
古家 大祐 (金沢医科大学糖尿病・内分泌内科学)2019年12月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼糖尿病腎症は透析導入に至る原因疾患として第1位ですが、その割合はようやく横ばいから減少傾向になってきました。 ▼“糖尿病透析予防管理”を積極的に行っている施設も多いかと思いますが、改めてその重要性や診断、治療について分かりやすくご解説いただきました。 ▼糖尿病腎症から透析になる可能性があると知ると、患者さんも大きなショックを受けることでしょう。早期の治療や適切な管理により腎症の進行を遅らせることができるなど、知識を整理し、患者さんに正しい情報を伝えられるようになる機会としてご活用ください。 ▼糖尿病腎症の診断から治療、そして栄養管理まで学習していただけるセッションです。ぜひご視聴ください。 -
2型糖尿病におけるインスリン治療 -患者背景を考慮したオーダーメイド治療-
吉岡 成人 (NTT東日本札幌病院 院長)2019年12月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼高齢者、認知症、低血糖、インスリン治療の受け入れ、血糖管理など、インスリン治療に関する様々な問題をクリアにご解説いただいているセッションです。 ▼“Clinical Inertia(クリニカルイナーシャ)”が起こらないためには、我々医療者が持つ”バイアス”と、患者さんがどう感じているのかについても分かりやすくご解説いただいています。 ▼インスリン治療を実施していく中で起こる問題と血糖コントロールの理想と現実についてもご提示いただいていますので、CDEJの皆様がいつも感じている問題点の解決の一助となるかもしれません。 ▼インスリン治療に関しての学習として、非常に勉強になるセッションです。ぜひご視聴ください。 -
カーボカウントのポイント 基礎編/応用編
黒田 暁生 (徳島大学 糖尿病臨床・研究開発センター)2019年09月公開内容【基礎編】 これまで長く、食品交換表をベースとした食事療法が行われてきましたが、カーボカウントという方法が食事療法の選択肢に加わったことにより、患者の食事療法の自由度は広がりました。一方で、糖質制限食とカーボカウントの考えを混同されているケースもあり、適切な療養指導が重要です。 ▼【基礎編】では、黒田先生がわかりやすく基礎的な考え方を解説してくださいます。 ▼本コースで学習していただく「基礎カーボカウント」は、糖尿病患者に広く汎用できる知識です。既に、カーボカウントを用いて療養指導にあたっているCDEJは多いと思いますが、ぜひ、この機会に基本を再確認しましょう。 ▼【応用編】を受講される方も、まず【基礎編】からの受講をお勧めします。 【応用編】 カーボカウントという方法が食事療法に加わったことによって、食事療法の選択肢が広がり、患者の自由度は広がりました。実際の医療現場では、(管理)栄養士に限らず、いろいろな職種のCDEJがカーボカウントに関する療養指導を行うシーンが増えていると思います。 ▼「応用カーボカウント」は、インスリン治療を行っている糖尿病患者を対象としたものです。【基礎編】に続き、黒田先生が実例を通して具体的にわかりやすく解説してくださいます。 ▼加えて、外食でのカーボカウントについても説明していただきました。 ▼【基礎編】と併せての受講をお勧めします。 -
糖尿病患者のフットケアの基本
加藤 理賀子 (CDEJ、川崎市立川崎病院)2019年05月公開内容看護師が行う糖尿病患者のフットケアは、足病変の発症予防と再発予防に向けた患者教育を実践することにあります。またフットケアは、足だけにとどまるのではなく、足を通して糖尿病療養全体を支援する側面もあります。 ▼本講義では、フットケアはなぜ大切なのか、フットケアのためのアセスメント、足の観察方法や患者指導、フットケアの実際について、フットケアの基本をご説明します。 ▼フットケアの実際については、ポイントを解説しておりますので、フットケアを始めたいという看護師や、療養支援の一つとして学びたいという方にも、職種を超えて学べる内容になっています。 ▼渥美義仁先生の「糖尿病足病変の病態・診断・治療」と併せての受講をお勧めします。 -
血糖コントロールの指標と目標値
佐藤 麻子 (東京女子医科大学医学部 臨床検査科)2019年05月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼患者さんから「ヘモグロビンエーワンシーってなんですか?1.5エージーってなんですか? ジーエーってなんですか?」と聞かれたら、どのように対応しますか? ▼普段何気なく使用している糖尿病の臨床検査値について、あらためて学習いただけるセッションです。 ▼臨床検査の結果を適切に読み解くことは、その特徴を理解していないとできません。糖尿病以外の併発疾患によっては、血糖値との乖離が出てしまうこともあります。 ▼このセッションでは、診断から治療目標値、検査値がどのように測定されるかまでしっかり学習していただけます。知識に少し自信がない方も、よく理解している方の復習としてもご活用ください。 -
糖尿病足病変の病態・診断・治療
渥美 義仁 (永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長)2019年05月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼日本は世界と比べて足の診察の実施率が低いことが分かっています。実際に足病変・足潰瘍の症例をフォローされている方はどれくらいいるでしょうか? ▼突然、足病変の患者が来院した場合でも、適切な対応や処置ができるよう、実際の足の写真を示しながら解説していただきました。 ▼足病変がどのようなものかを理解し、患者にそれを伝えることで、合併症予防という目的に向かってより積極的に治療に取り組んでいただくことにも繋がります。 ▼足病変の基礎から応用までを網羅しています。ぜひご視聴ください。 -
高齢者糖尿病の薬物療法
深野 光司 (CDEJ、東京都立府中療育センター 薬剤科)2018年11月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼高齢者糖尿病の薬物療法へのかかわり方、注意すべき点について解説されています。 ▼高齢糖尿患者は罹病歴の長期化により、病態が複雑になる場合もあり、また認知機能の低下もみられます。よりよい糖尿病薬物療法を実践するためのきめ細かい対応について学習していただけます。 ▼高齢糖尿病患者への薬物療法の実践について、具体的な方法も解説されています。ぜひ、明日からの療養指導にお役立てください。 ■補足資料があります。受講される方は「受講にあたっての注意事項」画面でダウンロードしてご確認ください。(2023年11月) -
高齢者糖尿病の療養指導
荒木 厚 (東京都健康長寿医療センター 内科総括部長(糖尿病・代謝・内分泌内科))2018年11月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼わが国では超高齢化社会を迎え、高齢者糖尿病が増加の一途を辿っています。加齢とともに糖尿病合併症や併発症も多くなるため、治療の際は注意が必要です。 ▼また、高齢であっても、糖代謝異常や心身機能障害の程度は個人差が大きく、きめ細やかな工夫を伴う個別対応が必要です。 ▼本コースでは、高齢者糖尿病の療養指導について、低血糖への対処法、認知機能やフレイルとの関連、薬物選択に至るまで、最新の知識を織り込みつつ体系的に学ぶことを目的に、荒木厚先生よりわかりやすくご講演をいただいております。 知識の整理、アップデートにお役立てください。 -
糖尿病腎症重症化予防における看護師の役割※2023年3月31日公開終了
金井 千晴 (CDEJ、東京歯科大学市川総合病院)2018年11月公開内容わが国においては、高齢化が進む中で生活習慣と社会環境の変化に伴う糖尿病患者数の増加が課題になっています。 ▼糖尿病の合併症は患者のQOLを著しく低下させるのみならず、医療経済的にも大きな負担を社会に強いることが予測され、2016年、日本医師会・日本糖尿病対策推進会議および厚生労働省は、全国で糖尿病性腎症重症化予防に向けた取組を始めました。 ▼そのような中、速やかに糖尿病性腎症重症化予防のためのプログラムを策定するため、それぞれの地域での取り組みが始まっています。 これらの動きよりも前から、慢性疾患看護専門看護師として腎症重症化予防に取り組んでこられた金井千晴先生から、看護師の役割についてご講演をいただきました。 ▼これから取組を始める方や今まさに始めようとしておられる方、また看護師だけでなくすべてのCDEJの方々にとって具体的かつ興味深い内容になっています。 -
糖尿病の脂質異常症管理※2024年3月31日公開終了
石橋 俊 (自治医科大学 内科学講座 内分泌代謝学部門)2019年07月公開内容受講対象:中堅からベテランの方向け(脂質異常症管理 応用レベル) ▼脂質異常症について、奥深く学ぶことができます。代謝や機序、遺伝子異常におけるLDL蓄積の違い、身体所見についても細かく解説いただきました。 ▼2型糖尿病での脂質異常症の特徴、影響についても解説されています。治療においては各薬剤の特性と副作用、新しい薬剤の実際まで、余すことなく学べます。 ▼このセッションを理解すれば、脂質異常症管理のスペシャリストにさらに近づくことができます。 ▼脂質についてより深く学びたいとお考えの方には特に、繰り返し視聴していただきたいセッションです。 -
糖尿病患者における高血圧管理※2024年3月31日公開終了
片山 茂裕 (埼玉医科大学 かわごえクリニック院長)2019年07月公開内容受講対象:CDEJになりたての方からベテランの方まで(職種問わず) ▼高血圧には様々なパターンがあります。同じ血圧でも、どのように推移していたかを知っておくことは、血圧コントロールをする上で大切です。 ▼日本人は食塩感受性が高い人種です。高血圧の予防、良好なコントロールのためには、特に塩分摂取には気をつけなければなりません。 ▼本コースでは、糖尿病患者の高血圧管理についてあらためて学習いただける内容となっています。食事や塩分摂取に限らず、高血圧をもたらす因子や注意点についてまとめていただき、翌日からの療養指導で活用できる知識を身につけることができるセッションです。 ▼2019年4月に出版された「高血圧治療ガイドライン2019」についても解説しています。